Path of MistyWind

紅茶とゲームが大好きな関西のエンジニアのひとりごと

ドイツ・フランス旅行~1日目~

2010年2月18日(木)

【概要】

大阪(日本) ・出国 ↓ フランクフルト(ドイツ) ・入国 ・飛行機乗継 ↓ ミュンヘン ・宿泊

ついに待ちに待った海外旅行。 早朝に起き、バスで空港まで。

あまりに キャリーバッグに振り回されてて 心配になったのか、 母がバス乗り場まで送ってくれた。

母「パスポートちゃんと持ってるか?」 私「大丈夫!」 ちゃんと首にポシェットかけている。 …今思えばこれがフラグだった。

集合30分前に到着。いい感じ。 朝食代わりにカロリーメイトを食す。

集合時間。今回は5人で旅行。 無事みんな揃った所でチェックイン。 旅行店の人「パスポートと空港税をお願いします」

私「……私、1番大切なものを忘れたかもしれない…」 えっという感じの友人。 ない。ポシェットの中にない! パスポートがっ!

この時点で、 受付の締切の約1時間前。 朝、空港へは1時間半かけてきた。 しかし、このままでは行けない。 一か八か届けてもらうしかない。

携帯電話を借りつつ、 (自分のは家に置いてきた) 母に連絡を。 とりあえず家にいて良かった。

最初入れ忘れたと思って パスポートをしまってた場所を見るよう言った。 だが、途中で思い出す。 前日にスキャン&コピーしてた事を。

スキャナーを見てもらうと、 案の定そこに挟んだままだった。 ここから全速力で届けてもらうように頼む。 バスは本数無いし、電車は2時間かかる。 タクシーしかないと指定。 この時点でもう締切1時間切ってるぐらい。

私はというと空港で待っているしかない。 全員乗れなくなると困るので、 友人達は先に予定通りにチェックイン。 旅行店のおっちゃんと一緒に待つ事に。

無事間に合うといいんですがねー とか 実は結構よくある事なんですよ(←マジで?) とか 間に合わなかった場合は云々… とかそんな話をしながら。

本当はパスポートを見せてから もらうはずのチケットを とりあえず先に渡してもらったり、 キャリーバッグもすぐ 流せるようにしてもらったり、 パスポートが来たらすぐ 先へ行けるようにしてくれました。

ルフトの人かANAの人か分からないけど、 優しいお姉さま達でした(´;ω;`) 「何だか協力的で乗れそうじゃないですか(笑)」 なんておっちゃんも言ってた。

もうすぐ締切、という所で 現在どこまできてるか電話で確認。 場所的にもうすぐそこだった。 橋が見えてきたと母。

外に出ましょう、と旅行店のおっちゃん。 関空の国際線乗り場の階は 車でそのまま乗りつけられる。

遠くからタクシーが見えてきた。 もしかしてあれ? 目の前で止まった。降りてきた母。 パスポートを持っている。

ありがとう!!! 時間やばいからっ! タクシー代は後で払う!!

旅行店の人と一緒に 空港の中へ駆けていく。 母とタクシーをそのまま置いて。

私「パスポートきました!パスポートっ」 急いでチェックイン。 旅行店のおっちゃんとはここまで。

ありがとうございます ゆっくりお礼を言えませんが 本当にありがとうございます とだけ残して手荷物検査のゲートへ。

ここで迷ったら間に合わないので、 カウンターのお姉さまが1人 飛行機の搭乗口まで誘導してくれた。

手荷物検査は、 ちゃんとしたのかというぐらい 超速で通過した。 あれで引っ掛からなかったのが不思議である。 並んで待ってる人? もちろんいませんでしたよ!

出国審査でスタンプを押してもらい。 この辺からは特に走ってなかった。 というのも、 意外とタクシーが早く着いていた。 丁度飛行機の搭乗時間が 始まったかなーぐらいでした。

搭乗の列に並んだ瞬間、 あーもうこれで大丈夫だと思った。 今までの人生で 1,2を争うぐらいギリギリでした。

お姉さんに最後のお礼を言って 飛行機に搭乗。 チケットに書いてる席へ。

みんなもう座ってるだろうなーと。 早く顔を合わせたい。合わせたい。 と思っても、 そう早く前に進めるものでない。 人がつまってて。

見えてきたけどこっちを向いていない。 声が聞こえる距離になって 誰かを呼んだ。 間に合ったんや!よかったなぁ! 久しぶりの再会はそんな感じでした。

待ってる間は、 葬式みたいな空気だったそうです。 ごめんよ、本当にごめんよ(´;ω;`)

今回の事で、 大体で返事せずにちゃんと 確認しないといけないなー と思いました。 何はともあれ間に合ってよかった。

無事に…とは言えませんが、 日本をしゅびーんと出発。 昼食がいつにも増してうまいです、マジで。

ここから米無し生活スタート。 ってか、和食も選べるのに 帰りの機内食までずっと洋食選択してた。

これはマッシュポテトとポーク。 野菜もたっぷり。 家で食べる昼食より贅沢じゃね?

メインに何を頼んでも(米とか)、 パンは必ず1個ついている。 蕎麦はくっついてて 新種のパスタみたいになっていたww

デザートにはリンゴケーキ。 揚げ豆腐と間違えてて 口に入れた瞬間びっくりしたけど。

今回の飛行機は ルフトハンザもといルフたん(←マジでこう呼んでた) だったので、 飛行機から早速ドイツムード。

放送はもちろんドイツ語あるし、 CAさんもドイツ人っぽい。 早速、Dankeとかは使えた。

ただ、飲み物を頼む時の注意。 紅茶を頼むつもりで、 「a cup of tea, please」 と言うといわゆるお茶が出てきた。 明らかに日本人だからかもしれない。 え、tea以外に紅茶ってどう言うの?

2回目に来た時に、 「tea please...but...ah...no Japanese tea...」 と頑張って身振り手振りしてたら 「English tea?」 と聞かれた。 これか!紅茶はEnglish teaなのか! 後から分かった事だが、 black teaでもいいらしい。

無事頼み方がわかった後は、 頻繁に紅茶のターンでした。 でも、本当は紅茶は 飲む水分より出る水分が多くなるので エコノミー症候群予防的にはよくないらしい。

乗ってたのは12時間ぐらい? 行きの方が長かった。 夕食との間に軽食が出る。 おにぎりかサンドウィッチから選択。

途中途中で飲み物も運んでくるので、 来る度に 色んなジュースを飲みまくり。 普段は水分少なめの人ですが、 ちょっと意識して摂ってたよ。

夕食はこんな感じ。

ペンネアラビアータです。 これはマッシュルームと書いてたので 苦渋の選択だった。 もう片方が幕の内だった…はず(←食べたくなかった) 実際は数枚 マッシュルームが乗ってるだけで、 ほとんどペンネと野菜だった。嬉しい。

いちいちデザートがついてるのが ほんまにいい。 フルーツ大好きですよ、私。

夜から逃げるように飛んでいるので、 飛行機の外はずっと昼みたいな感じ。 車両の前の方(という表現は正しいのか…) にセルフサービスで置いてあった ポストカードをとったり、 音楽を聞いたり、 ポケモンをしたり、 お昼寝をしたり。

座りっぱなしはきつかったけど、 ずっと明るかったので 本当に12時間いた?って感じでした。 脚の方は限界やったけど。

席一つ一つにモニターがついてて、 飛行機の進路も リアルタイムで見れます。 最初は大阪から 日本の大陸に沿うように 北海道へ上ってて、 ロシアを通って北よりに飛んでました。 北欧の上も飛んでた。

そしてついに ドイツの上空に入り、 フランクフルトまで。

フランクフルト空港に着陸!! ついにドイツの上に乗れたっ ドイツの上やでーとかいぢられながら。 ひわいですね、わかります。

乗ってたルフトハンザの飛行機。 ついにきたよ、私、ドイツに…

しかし、 空港の中なのでまだ実感がない。 よく見ると入国審査官はみんな髪色薄いし、 ポスターはドイツ語や英語やし、 空港内は見た事ない乗物走ってるし。

ここから乗継で フランクフルトからミュンヘンへ。 1時間弱あったので 大丈夫だろうと思ったら意外と時間がない。 国際線から国内線への移動が ぱねぇぐらい長い。 めっちゃ爆走して何とか間に合いました。

後日、観光で一緒だった添乗員さんに 関空組はよくあの時間で乗り継げましたね。 予め旅行店の方からぎりぎりだと聞いてました? という話をされた。 されてないよばかー!ww

間に合ったのでただの笑い話。 しかし、私は先の事があったので 変な安心感がついちゃって、 大丈夫大丈夫 普通に乗り継げるって!w と言ってました。こわい。

次の飛行機は1時間ぐらい乗ってた。 その前に半日乗ってたから 余裕余裕でした。 すぐにミュンヘンについた。 ここからキャリーバッグを受け取ったりして、 現地係員さんと合流。 ホテルまでバスで連れてってもらう。

やっと空港の外に出れた。 見渡す限り雪だらけのドイツ。 でも、思ってたより寒くない。

行った日がたまたま良かったのか、 元々こうなのか、 後にも先にもドイツでは 雪がちらついてても 意外と寒くなかったという印象。 風がほとんどないんですよね。

バスではみんなお疲れムード。 5人のうち、 3人は寝てた(たぶん)。 1人はレンタルした携帯の設定。 1人は窓の外の風景に黄昏。

現地係員さんが、 ドイツのトリビア的なのを 色々話してくれてるのを 片耳で聞きながら。 やっとドイツにいるという実感がわいてきた。

ドイツの国土はほとんど平地らしい。 高速道路を走っていると、 本当に広々としている。

遠くまで広がる銀世界。 踏まれる事なく残ってる雪。 あぁ何てドイツ…美しいんだろう… と、みとれていた。 私なんかがこの国を 愛してていいのだろうかと思うぐらいに。 ちょこっと涙がでてきた。

ずーっと外を見てて、 やっとホテルに到着。 どんなとこかなーどきどき。 学生ツアーだからあまり期待できないか。 5人だったので2・3に分かれます。

あれ、意外と綺麗じゃね? ホテルだからこんなもんか。

いやーそれにしても…広い…

次の日チェックアウトした後に 添乗員さんの話でわかった事でしたが、 ここはSクラスのホテルだったようです。 朝食もすごかった。 これは2日目編にて。

ちなみに、 ここから後のホテルは全部Aクラスでした。 結構運が良かったみたい。

映画で出てきそうな、 オシャレなガラス張りのしきり! 思わずお風呂を撮ってしまった。

なんとリンゴまるごとがセルフサービス。 フロントに紅茶やコーヒーと一緒に 置いてあった。

最初は飾りだと思ってたけど 触ってみたら生だったので、 「this...self-service?」 と拙い英語とジェスチャーで聞いたら、 「yes! yes!」 と返してくれた。 なんか向こうって フルーツの摂取が積極的だよね。

無線は有料っぽかったですが、 フロントに自由に使えるPCがあったので 実家に、現地に着いたという連絡と twitterでdeutsch nowしました。

夕飯は飛行機で食べたのと、 ホテル周りに何も無さそうだったのとで、 リンゴで済ませました。 いい時間だったので寝てその日は終了。