この記事は、FF14の黄金のレガシー(7.0)のメインクエストの感想です。
パッチ7.0クリアまでの主にメインクエストのネタバレを含みます。
思い浮かんだことを適当に書いています。
とりあえずキャラ別に書いてみる。
ウクラマト
私は当初ウクラマトのことがあまり好きではなかった。
だって、嘘ついて虚勢はってこんなの王の器じゃないでしょと。トライヨラが好き好き大好きなのは伝わってくるけど、それじゃあ国は守れないんですよ。
メインクエストはある意味でウクラマトの成長の物語だった。というか、継承の儀の候補者はみな、方向性はどうあれ継承の儀が後の人生を大きく変えるきっかけになっていそう。
成長の物語という点では、ヒカセンはアルフィノとアリゼーのこともかつて見守ってきた。今度は手本になる側になっているんだなあ。
ウクラマトに関しては、心身ともに成長はしているとは思うんだけども、未熟なうちから暁メンバーというパワーがあることで、若干正論マンでも無理に通ってしまうイージープレイになっちゃってるというか……
有体にいうともっと苦汁をなめてほしかったなあって……w
家族の死、村を焼かれる、近親との殺し合いと基本セットは通ってるんだけど、周りのパワーのおかげで立ち直り早かったよね。
まあこれから武王として苦労するでしょう。
コーナ
シャーレアン大好きすぎるお兄ちゃん。
自室にシャーレアンの土産物とか並んでそう(偏見)
革新派の割にはシャーレアンに固執しすぎて視野が狭かった。
継承の儀で視野が広がって、ちゃんと言葉で表現するようになって、割と好きだよ私はw
コーナの過去の話はたぶん、メワヘイゾーンが関連しているよね。
ヒカセンがメワヘイゾーンに訪れた時に、理王(コーナ)の話がちょっと触れられていたけど血縁的な話はなかった。
7.Xシリーズの伏線なんじゃないかなあ。あとラザハンを訪れる話とか見たいな。
全力でお兄ちゃんを遂行してくれ。
ゾラージャ
何にでも無欲でサイコパスキャラなのかなって考えてたけど、そうじゃなかった。
序盤でアリゼーがゼノぴに似てるって話す瞬間があるんだけど、ゼノぴとゾラージャの大きな違いって完全に狂っていたかどうかだと思う。
ゼノぴはヒカセンと戦えればあとはどうなっても良かった。人が生きようが死のうが、星が壊れようが助かろうが。
ゾラージャは一匙の人の心があったために迷ってしまった。
単純に言っちゃうとコンプレックスの塊なんだけど、それを形成したのは本人だけのせいじゃないんだよね。
サレージャを斬った後に初めて笑ったので、あそこで言峰綺礼的な愉悦方面に流れるのかなって思ったりしたけど、そっちではなかったね。
サレージャを斬ったことが奇跡の子であろうとする重圧を乗り越えた揶揄であればどれだけ良かったか。
討滅戦の第二形態の姿が本当に……なんかこう……悲しすぎた。
ゾラージャがやった事は許されることではないし、マジでこいつ殴らせろよとなった瞬間は何度もあったんだけど、今はただ虚しい感じ。
こんな深い闇に堕ちる前にグルージャジャはなんとか手を打とうとしなかったのかよって思ったんだけど、それが養子をとることだったのかなとか考えたり。
ウクラマトはフンムルクからの願いなので予定外だったかもしれないけど、少なくともコーナは種族もタイプも違う子で、人はそれぞれだから父親と同じようにならなくて良いんだって伝えたかったのかもしれない。
結果、妹弟がいることで継承の儀で余計に劣等感を募らせる結果になったわけだけど……w(父上から何も受け継ぐことができなかった…って)
知っている限りでは子を作るタイプじゃないよなあ。
もしかしたら30年間の中で、少しは奇跡の子であろうとするプレッシャーがどうでも良くなった時代があったのかもしれない。
でもなんやかんやあって、余計に闇に堕ちてしまったとか…?
ヤースラニ荒野のあたりはマムージャ族は住んでなさそうだし、どういう経緯で子を授かったのかは気になるよね。そのうち描かれるんだろうか。
バクージャジャ
一方、祝福の兄弟の重圧の闇から這い上がれたのはこの人。
首割いて2人にしてやろうかと思った時は幾つかあったけど、ちゃんと就職先が決まって良かったですね。
「本当は優しい子」って描写がそのイベントの前に一度もなかった(負傷した仲間を置いていく、タコスを踏み潰す)ので、それは親バカでござるか~?ってなったけど、過去のヒール役でも大量殺人しているのに挽回しているキャラはいるし、今後の働きに期待やで。
生まれは選べないし、その重圧は計り知れぬものなので、ある意味でウクラマトが「王らしくあろうとしなければ」となっていたのと同じ故の強がりだったのかもしれない。
まあ武に関しては実際強いのか。
ただ理の方はダメダメだと思う。ヴァリガルマンダに焼かれて死ぬ可能性は考えてなかったのかな?
兄弟のやり取りは結構好きです。たのしそうだね。
エレンヴィル
「エレンヴィル、SAN値チェックです」というシーンが何度もあった。
急に「ワ、ワァ……ウワァアアアアアアッ!!!!!」って声あげて走り去っていったらどうしようかとヒヤヒヤした。
グリーナーとしての生物の知識が活用される場面が色々あったのは良かった。
暁メンバーだと魔法とか歴史とかそっち方面の解法が多いので、今までにない解き方で進んでいくのが個人的には好きでした。
暁メンバーになるのかなって思ったりしたけど、そんなことはなかったらしい。
まあでも、エスティニアンもなんだかんだ入ってるし、ねえ?
カフキワとの関係性も良かったな、なんだかんだカフキワの前では子供なんだなって思った。
その他キャラ感想
適当なストーリーの感想
ほとんどプレイログの方に書いちゃってるのでマジで適当。
- 前半は、世界設定好き勢は割と好きだったんじゃないかな。今まで聞いてきた新大陸の話やマムージャにまつわる話などが結構拾われていた(ああ、あれか~!みたいな)。各地を回って縁を結んだことで7.Xシリーズに繋がるのかな?
- 後半は、スピード感増してどんどん進んでいったのはいつものって感じだった。何ともいえない敵に対するモヤモヤした気持ちとか、命とは…魂とは……ってなりながら情緒が破壊された。ラスボスはあまり泣かなかったかな。ウクラマトもスフェーンも一緒に過ごしてそこまでないので、割とフラットな感じだった。
- 「黄金の遺産」というタイトルは、黄金郷のことかもしれないし、グルージャジャがトラル大陸の各地に遺した話や意思かもしれないし、世界を繋ぐ力のことかもしれないし……今までのタイトルもダブルミーニングが多かったので想像を膨らましてたんだけど、Lv100IDで「まさに黄金の遺産ね!」ってタイトルまんま発言させてた奴がいて、それはちょっと寒すぎるだろwwwってなってしまった。ここはない方が良かったw
気になっている箇所
- 世界を繋ぐ力のアーティファクトにアゼムマークが出た(そして「物に善悪はない」)
- プリザベーションとかいうきな臭いやつ
- クルルさんのイヤリング、旅のお守り設定はどこへ?(鏡像世界からのおくるみに入ってたのにトラルで流行ってるのおかしくない?)
- 動物が獰猛になる現象(6.Xシリーズでハーム島でも言及があった)
そのうち書きたいことが思い浮かんだら追記するかもしれない。